ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.4.9 09:52

図書館の不自由

図書館のヘビーユーザーで、新宿区、港区、目黒区の
図書館をフル活用している私は、書架で本を選べない
今の状況が本当にストレス。

原稿の参考にカール・シュミットの本を読んでおきたくて、
自宅のパソコンから蔵書検索をして、予約を入れて、
用意ができたというメールが届くまで3日間待って、
ようやく借りてきたけど、
読んでみるとやけに難しい。これは解説書がいる。

それでまた、自宅のパソコンから思いつく限りの単語を
入れて蔵書検索をしてみて、
学問の自由が制限されてるような気分になりながら、
「これかなあ~?」と思う本を
手探りで何冊か予約して、
3日間待ち、やっと借りてきた。

数冊のうち1冊が、カール・シュミットに関する全7回の
講義と質疑応答をそのまま本としてまとめたもので、
ものすごくわかりやすいし、読みやすかった。
たまたまいい本が入っていたから助かったけど、
図書館が開いてたら、こんなの関連の棚で本を開いて探せば
10分で借りて帰れたのに。
図書館の書架で人が密集してることなんかなかったのにな。

原稿はというと、校閲部が自宅勤務になっているとかで、
すんなり戻ってこないみたいだ。
いろいろ時間がかかる。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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